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DS/W46-058 カード名:爛々とした笑顔 天 カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 ● パワー:2500 ソウル:1 特徴:《風南島》?・《科学》? 【自】[② あなたの舞台のキャラを1枚控え室に置く]あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは相手の、レベルが相手のレベルより高いキャラを1枚選び、控え室に置く。 【起】●助太刀2500 レベル2[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2500) うーん……地上にこれほどテンションの上がる果実は 他に存在することもありますまいて レアリティ:U illust.CIRCUS
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異様だった。 殺し合いに乗った少女、野崎春花を五人の人間が囲う光景は。 五人のうち二人、とがめと佐藤アカネは春花に襲われた被害者だ。 二人とも下手人を殺す気はないが、彼女を見る目はは当然の如く厳しい。 対する二人、クッパ姫とデンジが睨むのは春花ではなく、とがめとアカネである。 二人から見れば、春花と合流できたと思ったらいきなり襲われたと主張してきているにすぎないのだから、当たり前といえば当たり前だ。 しかしデンジのデイバッグを盗み、二人から逃げるように去っているという事実がある以上、分が悪いのは間違いない。 最後の一人、プッチはそれどころではなかった。 はっきり言って彼からすれば、春花は殺し合いに乗っていると思っている。 彼女がデンジのデイバッグを盗むところを目撃しているうえ、スタープラチナを出していた以上十中八九戦闘していたのは確か。 そしてその相手がNPCでなければとがめとアカネの二人であることはほぼ確定している。 ならば、殺し合いに乗っていると考える方が自然だろう。 だがそれよりもプッチにとって重要なのは、春花がスタープラチナのDiscを持っているという点である。 彼の最終目的からすれば別にそこまで必要なものではないものの、スタープラチナが敵に回るという可能性はできれば排除したい。 担い手が空条承太郎ではないとはいえ、その力が強力無比なのは間違いないのだから。 そしてこの五人に囲まれる春花は今、迷っていた。 最初こそ幸せな世界を手に入れる為優勝を目指すと決断したものの、最初に遭遇したペテルギウスには殺されかけ、次に出会ったクッパ姫とデンジには絆されかけ、そして今は負けて追い込まれている。 ここで『最初は殺し合いに乗っていたけど、今はやめました。もう一度仲間にしてください』といえば、少なくともクッパ姫とデンジの二人は許してくれるだろう。 しかしアカネが嘘を見抜く能力の持ち主である以上、この言葉は本心でなければ通用しない。 そして春花には、今それを本心で言える自信はない。 そんなにあっさり鞍替えできるのなら、最初から殺し合いに乗ったりしない。 いくら迷い揺らぎ始めているとはいえ、彼女の家族に対する思いは軽くはない。 「なあクッパ。デンジ」 各々がそれぞれの事情で口を閉ざす中、最初に口火を切ったのはプッチだった。 「……なんだ」 「なんだよ」 「私が野崎春花を追う前に言ったことを覚えているか?」 「あ~っと、スタンドがどうこう言ってたやつか」 「そうだ」 プッチの問いに答えるのはデンジ。 彼はプッチが春花への疑いを晴らすのならさっさとやってくれ、とばかりにプッチを見る。 その期待に応える、というわけでは無いが、プッチは話しかけた。 「野崎春花。少し、いいかい?」 「……あなたは?」 「私の名前はエンリコ・プッチ。 今はクッパとデンジに同行している者で、普段はアメリカのグリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所において神父をしている」 「なあなあクッパちゃん」 「なあアカネ」 プッチが自己紹介をしている後ろでデンジととがめがそれぞれ、同行者にあることを尋ねようとしていた。 「「しんぷって(とは)、何だ?」」 「えっと……」 二人の質問が被っていることはともかくとして、質問の内容に困るアカネ。 彼女からすれば神父について知っていることなど、教会にいる偉い人くらいの知識が精々であるが、あっている保証もない。 なので言い淀む一方、クッパ姫は自信満々だった。 「なんだキサマら知らんのか。 神父とはな、結婚式で結婚する夫婦に向かって誓いますか? と聞いてくる人の事だ」 「あぁ~なんかテレビで見たことある奴か~!!」 「神父をそんなゲームのNPCみたいな一言だけの存在にするんじゃあないッ!」 クッパ姫の間違っているわけでは無いがあまりにも正確性に欠けた情報に怒るプッチだったが、すぐに収め春花へ向き直り話を戻した。 「ハァ……ハァ……まあクッパたちのことは今はいい。 いや微塵もよくはないのだが、日本人はキリスト教に明るい人が少ないと聞いているし、どうやらキノコ王国にはキリスト教が伝わっていないようだ。 ならばまあ、仕方あるまい。知らぬのなら教えるのが先人の務めだ」 (いいんだ……) 息を荒げ疲弊するプッチの言葉に、思わず内心でツッコミを入れてしまう春花。 しかしいつまでもそんな雰囲気は続かない。 プッチは真面目な顔で春花に目線を向けると、背にホワイトスネイクを出現させた。 「あなたもスタンドを……っ!?」 「さて野崎春花。これは君の言う通り私のスタンドだ。 詳しく話す気はないが、私のスタンドは人の記憶を読むことができる。 私はこれからこれで君の記憶を読もうと思う。理由はわかるね?」 「私が、殺し合いに乗っているかどうか確かめる為ですか……」 「そうだ。そして君が今持つスタープラチナならば抵抗できるだろう。 私はそのスタンドについてよく知っている。君が本来の使い手でないことを差し引いても、そのスタンドは強力無比であることに変わりはない。」 「……」 語るプッチとは対照的に口を閉ざす春花。 なぜなら、彼女には目の前の神父が次に何を口にするのか予測がつくからだ。 「だから私は君が次にスタープラチナを出現させた瞬間、殺し合いに乗ったものとして判断させてもらう。 聖職者として恥ずべきかもしれないが、場合によっては殺害も辞するつもりはない」 「なっ!?」 「オイオイオイ~! そいつはちょっとやべえんじゃねえの~!?」 プッチの発言に驚愕するクッパ姫と、思わず諫めるデンジ。 彼らは春花が殺し合いに乗っているとは思いたくないし、もしそうであったとしても殺して止めるという選択肢を持ち合わせていなかった。 そして、持ち合わせていないのは二人だけではない。 「え、いやいやそれは流石に……」 アカネもまた、プッチの発言に引いていた。 彼女は春花が殺し合いに乗っていると骨身にしみて分かっているが、それでもやろうとしていることは凶行を止めさせることであり、殺すつもりはない。 現代日本で育ったごく普通、とは少々言えない部分もあるが、それでも平和な場所で生まれ育った年相応の少女の価値観での判断だった。 「……」 一方、とがめはプッチの発言に何も言わない。 確かに彼女はアカネに合わせ、春花を積極的に殺そうとはしていない。 だがとがめが生きていた時代は決して戦乱ではないものの、剣士や忍者が当たり前に存在する尾張時代。 そして、その時代で自分の復讐のために殺しを覚悟し、許容している彼女は春花が死ぬこともまた受け入れていた。 少なくとも、自分やアカネが死ぬよりは。 「わ、私は……」 そして最後、春花は完全に詰んでいた。 無抵抗でも抵抗しても殺し合いに乗っているとこの場の皆に晒される。 抵抗しなければ殺されることはないかもしれないが、どうあっても願いを叶えることはできなくなると考えたほうがいいだろう。 ならば―― 「私は、殺し合いに乗っています……」 先に全てを曝け出すことにした。 どうせバレるのなら、いっそ全てを素直に話すことにした。 「うぬぅ……」 「春花ちゃん!?」 「やはりか」 春花の告白にショックを受けるクッパ姫とデンジ。 一方、プッチとしては予想できた話だった。最初からそのつもりで話を進めており、その通りの結末になっただけであった。 だが次の問答ではそうはいかない。 「しかしなぜ、君のような少女が殺し合いに乗ったのかね?」 「……死んだお父さんとお母さんと、妹のしょーちゃんとまた、一緒に暮らしたくて」 春花が紡ぐ壮絶な言葉に、誰も二の句が継げなかった。 あまりすすんで人を傷つけるようには見えない彼女が殺し合いに乗っているということは、それ相応の理由があるとは思っていた。 だがこれほど端的かつ、明確なものがあるとは思っていなかった。 特にアカネは、目の前の春花が嘘をついていないことが分かるので、思いはひとしおだ。 それでも何か話そうと先陣を切ったのはとがめだった。 「しかし春花、そなたに何があったのかは聞かないが、復讐しようとは思わないのか? 例えば私は父上が殺されて、その復讐のために色々頑張っている最中なのだが」 「言い方軽いな!?」 とがめのサラっと語られる復讐譚に、思わず言い方にツッコミを入れてしまうクッパ。 しかし春花の返答は変わらず重い。軽くなるわけがない。 「復讐なら、終わらせました。 お父さんとお母さんを燃やした人たちを、私は皆殺しにしたんです」 「マジかよ……」 春花の告白に、デンジの唖然とした呟きだけが辺りに響く。 彼女の言葉に誰もが思う。 一体何が彼女をここまで追い込んだのか。見た所ただの少女が、ここまでの覚悟を決めてしまえた理由が分からない。 しかし誰もそれを聞こうとは思えない。 「野崎春花」 やがてプッチが再び口を開く。 彼の声色は慰める訳でもなく、かと言って糾弾するわけでもない。どこか淡々としたものだ。 しかしそれが春花には、まるで慈悲のように思えた。 「君の気持ちは分かる、などとは言わない。 だが私も昔、妹を失ったことがある。だから、家族を失う苦しみは分かるつもりだ」 「プッチさん……」 「あの時は思ったよ。妹はなぜ死ななければならなかったのだろうか。 なぜ赤ん坊の時、私ではなくウェザーを連れて行ったのか。 なぜ私は教会で婦人の告白なんか聞いてしまったんだ。 なぜ私は神父になんかになろうとしたんだッ! なぜ人と人は出会うのだ!? 出会わなければあんなことにはならなかったのに、とね」 プッチの徐々に熱を帯びていく言葉の意味が、春花のみならず誰も理解できない。 だが彼の言葉に嘘はない。それだけは、アカネでなくとも理解できる。 そのまま彼の話は続く。 「妹の死について彼女は何も悪くない。 それでも妹が死んだのは、友人の言葉を借りるなら引力によるものだろう」 「引力ゥ? なんだそれ?」 到底つながっているように感じないプッチの言葉に、意味が分からず思わずデンジが口を出す。 「引力とは、本来なら物体が引き合う力のことだが、この場合はそうだな……運命と言ってもいいかもしれないな」 「キサマ……妹が死んだのを運命で片づけるのか?」 プッチの物言いに思わず食って掛かったのはクッパ姫だ。 クッパJrという息子や、多くの部下を大事に思っている彼女からすれば、まるで妹の死を仕方なかったかのように語るプッチの言い分は気に入らない。 だがプッチも引かない。 「そうだ。でなければ妹はなぜ死ななければならなかった? 彼女は何も知らず、ただ恋をしただけだ。呪われるべきはこの私だ。 だがそれがなんだ? どんな理由があれば、私の妹が死んでいいことになるんだ?」 「それは……」 プッチの質問に言葉を止まらせてしまうクッパ姫。 そもそも彼の妹のことなど何も知らないのだから、何かを言いようがない。 その様子を見て、クッパ姫が何も言う気がないと判断したプッチは、春花に向き直り話を続ける。 「野崎春花。同じような傷を持つ者としてお願いだ。 殺し合いに乗るなんてやめ、私と『天国』を目指さないか?」 「そんな、私が今更天国なんて……」 「ああいや、そういう意味じゃない。私の言う『天国』は死後の世界のことではないよ」 プッチの誘いに目を逸らして断る春花に対し、彼は『天国』の意味を語り始める。 それはこの殺し合いで最初、スバルに語り拒絶された内容そのままだ。 人類が生まれてから滅ぶまで全ての運命が定まり、それを皆が理解している世界。 先が理解できるゆえの『覚悟』こそが、人々の幸せなのだと、プッチは熱く語った。 だが―― 「何言ってるの、この人……」 アカネには理解できない。 未来を知るということがどういうことなのか、彼女はプッチ以上に理解できるがゆえに。 それを幸福だと心から断じる彼の性根は狂っているとしか言えない。 「おかしいぞキサマ!」 「全く同感だ」 クッパ姫ととがめもまた、プッチの言う『天国』など受け入れない。 二人は敵意を以て彼を睨む。 「……」 そして春花は何も言わなかった。 ただ背にスタープラチナを顕現させ、プッチに向けて戦意を向ける。 これだけで、彼女の思いは理解できるだろう。 「そうだよな春花ちゃん。 二度も大事な奴殺されたくねえよなぁ~!!」 ギュイイイイインン デンジから響き渡るチェーンソーのエンジン音。 それと同時に現れるは、頭と両腕にチェーンソーを生やした、悪魔でも魔人でもないもの。 チェンソーマンがここに来た。 「くっ……! なぜだ! なぜ誰も私の『天国』を受け入れない!! 2……3……5……7……11……」 一気に四面楚歌の局面に陥ったプッチは叫ぶが、誰もそんなものは聞き入れない。 素数を数えながら思考する彼に残された手は二つ。 一つは現在可能かどうかは不明だが、未来の悪魔と契約すること。もう一つは、彼のデイバッグに残る最後のランダム支給品。 彼が選んだのは―― バッ プッチは素早く自身のデイバッグに手を入れ、最後のランダム支給品を取り出した。 それは一見すると紐で封された古ぼけた巻物でしかない。だがこの場に小鬼殺しの銀等級冒険者がいれば、それが何か分かっただろう。 ゲート スクロール この巻物は《転移》が記された巻 物。 それも、かつてゴブリンスレイヤーが使ったのと同じく、海底に転移先が繋がっている物だ。 これを開けば 「え……? あれ……?」 「とがめ!?」 海底から地上へとつながったことで、猛烈な水圧がウォーターカッターとなって前方へと襲い掛かる。 ここで前方となる方向にいた者は、とがめだった。 彼女はかつてゴブリンスレイヤーが倒したオーガと同じように、上半身と下半身が分断されていた。 『堅剛月餅』の効果など関係ない。 例えばHPが100しかないのに9999のダメージを受ければ、仮にダメージを50減らせたとしても即死するのみだろう。 「まったく……こんなもの、奇策も何もないではないか……」 愚痴りながら薄れゆく意識の中、とがめが最期に思い浮かべるのは一人の男のこと。 それは仇を討とうとした亡き父ではなく、仇そのものでもない。 彼女が復讐のために手に入れた『刀』、鑢七花のこと。 「七花……私は、おまえが……」 とがめが七花に何を言い残そうとしたのか、知ることが出来るものはいない。 きっと本来の最期と同じではないのだろう。 なぜなら本来の最期は、殺害者の情けにより最期の言葉を残す時間があった。 だけど今ここでそんな時間はない。彼女自身が思考する体力がない。 だからここまで。誰にも届かず何も分からない言葉がただ、虚しく空を切っただけ。 【とがめ@刀語 死亡】 【残り84人】 だがとがめの死などプッチからすれば、障害が一つ消えた程度のものでしかない。 周りが彼女の突然の死に動揺する隙を見て、彼は彼女の死体の横を走り抜ける。 「あっ! 待ちやがれ!!」 プッチの逃走に気づいたデンジが追いかけようとするも、その時あることが起こった。 それはプッチにとって幸運なことに、とがめのデイバッグの中身がさっきの衝撃でぶちまけられたのだ。 中身は基本支給品一式に、緑茶とオレンジジュース。 そして4級未満の雑魚呪霊、蝿頭。 「なんだコイツは!? クリボーの一種か!?」 クッパ姫が突如現れた蝿頭に驚くも、即座に倒そうと炎を吐く構えをする。 蝿頭は木製バットで簡単に祓える程度の雑魚。彼女なら手間暇など掛けることもなく一瞬で追い払い、即座にプッチの追跡に移行できるだろう。 何もなければ。 「ぬおっ!?」 しかしそうもいかない。その時、蝿頭とは関係なくある出来事が起こった。 「なんだ!? ワガハイの人形が消えたぞ!?」 なんと、クッパ姫が持っていたブードゥー人形が手元から消えてしまったのだ。 これはガイドライン違反によりロワ進行に支障が出ることを恐れた主催者が、オグリキャップとシンデレラグレイ出展の支給品を送還したことが理由なのだが、タイミングが悪いせいで彼女達はこう勘違いしてしまった。 蝿頭には、何か物体を消滅させる能力があるのではないか、と。 こうなれば迂闊なことはできない、と慎重になってしまったクッパ姫達とは対照的に、グングンと疾走し逃げていくプッチ。 ブン せめてもの悪あがきに、春花はスタープラチナでラグマイト鉱石を投げつけたが、プッチのホワイトスネイクで防がれてしまい、逃走を妨げることはできなかった。 不運により生じた誤解で危険人物を逃してしまったクッパ姫達。 誤解が解けるのにそこまでの時間はかからないだろうが、この僅かな隙に生まれた時間が誰に何をもたらすのか。 そんなことは、誰にも分からない。 ◆ 一方、必死に逃げながらプッチは考える。 勧誘にまたも失敗したのみならず、あの場で一人殺してしまったからには最早クッパ姫、デンジ達と敵対は避けられないだろう。 こうなれば未来の悪魔と契約することも視野に入れなければならないかもしれない。 だが契約すると言っても、向こうにその気はあるだろうか。 確かに最初は向こうから契約を持ちかけたものの、一度は素気無く断ったのだ。 それを状況が不利になったからと言って契約したいと言って、向こうが頷くだろうか。 最悪、私を見限ってあの場にいた他の者に契約を持ちかける可能性すら存在する。 色々考えるプッチだが、何を差し置いてもまずは逃走に成功しなければ話にならない。 なぜか向こうは現在足を止めているものの、いつまた追いかけてくるか分からない。 ならば、何としても距離をとるかどこかに隠れ潜むしかないだろう。 どれほど他者に否定されても、プッチは己の正義を信じている。 何でもすると誓ったあの時から、彼は『天国への階段』を登ることを決してやめはしない。 【F-5/早朝】 【クッパ姫@Twitter(スーパーマリオシリーズの二次創作)】 [状態]:健康 [装備]:スーパークラウン(解除不可) [道具]:基本支給品、釣竿@ゼルダの伝説時のオカリナ [思考・状況]基本行動方針:主催者を倒し、ワガハイが優勝する! 1:目の前の化け物に対処する 2:この姿は慣れんが……ワガハイは強いからな!丁度良いハンデだ! 3:ピーチ姫を一刻も早く探し、守る 4:プッチめ、ワガハイをコケにしたことは許さんぞ! 5:ペテルギウスに出会ったら倒す 6:そろそろワガハイが本当は男であると伝えたほうがいいか……? [備考] ※性格はマリオ ルイージRPGシリーズを基準としています。 ※スーパークラウンの効果は解除できないようになっています。 ※マリオ達@スーパーマリオくん をマリオ達@スーパーマリオシリーズとして認識しています。 ※春花と情報交換をしました。 ※ホワイト・スネイクの能力について把握しました ※長時間女性でいることで性格に影響が出ているかもしれません。 ※異なる時間軸や世界からの参戦について何となく把握しましたが大して気にしていません。 【デンジ@チェンソーマン】 [状態]:健康、動揺、チェンソーマンに変身中 [装備]: [道具]: [思考・状況]基本行動方針:とりあえず主催者をぶっ殺せば解決だぜー! 1:目の前の化け物に対処する 2:プッチはぶっ殺す。 3:パワーかぁ~合流したくねえ~! でも殺し合い乗ってるのを見たら止める。 4:姫を守るとかクッパちゃん、やっぱりソッチ系……?向こうの世界では一般なの? 5:未来の悪魔うさんくせぇ~!将来こんなのと契約してアイツ(早川アキ)大丈夫? [備考] ※時間軸は永遠の悪魔の後。 ※春花と情報交換をしました。 ※ホワイト・スネイクの能力について把握しました ※異なる時間軸や世界からの参戦について何となく把握しましたが大して気にしていません。 【佐藤アカネ@そんな未来はウソである】 [状態]:『堅剛月餅』の効果発動中 [装備]: [道具]:基本支給品、星型の風船@タイムパラドクスゴーストライター [思考・状況]:基本行動方針:死にたくも殺したくもない 0:目の前の化け物に対処する 1:春花とプッチに凶行をやめさせないと 2:とがめ…… [備考] ※殺し合いが行われることや、優勝者の願いをひとつ叶えるといった主催者の言葉に対してウソの感知は行われておらず、それを信じています。 しかし、その時に限って能力を制限されていた可能性もあります。 ※とがめが自分の知るものと違う過去の人間だと認識しましたが、どういうことなのかは深く考えていません。。 【野崎春花@ミスミソウ】 [状態]:疲労(大)、背中に刺し傷(塞がっている)、二人(クッパ姫、デンジ)に対して罪悪感 [装備]:スタープラチナのスタンドDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:基本支給品、デンジのデイパック(基本支給品、ランダム支給品×3、ツルギゴイ@ブレスオブザワイルド、ヨロイゴイ@ブレスオブザワイルド(大量)) [思考・状況]基本行動方針:優勝して、過去を改変する…? 1:目の前の化け物に対処する 2:プッチの『天国』は絶対に受け入れない 3:ペテルギウスを殺すため、強力な支給品を集める。 4:デンジさんの支給品については後で調べる。 [備考] ※参戦時期は死亡後です。 ※スタープラチナのDISCを装備しています。 ※スタンド使いになった影響か、ペテルギウスの『見えざる手』を視認できるようです。 ※クッパ姫、デンジと情報交換をしました。そのせいでマリオ達@スーパーマリオくん をマリオ達@スーパーマリオシリーズとして認識しています。 【エンリコ・プッチ@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:健康、精神的疲労(小)、ナツキ・スバルへの尊敬と興奮(大) [装備]:スタンド『ホワイト・スネイク』 [道具]:基本支給品、初夏5才のおやつ@こじらせ百鬼ドマイナー、のどナオール@呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校 [思考・状況]基本行動方針:天国への到達を目指す。殺し合いには乗らないが、必要とあれば手段は選ばない。 1:とりあえず逃げる 2:未来の悪魔と契約するか……? いやしかし…… 3:異なる世界や能力についてもっと把握しておきたい。 4:機会があればスタープラチナのスタンドDISCをとり戻したい。承太郎の記憶DISCもあればいいが… 5:スバルと行動を共にしたかったが……これが彼との出会いが運命ならばまた機会はあるだろう 6:スバル…君はまさに『天国』そのものだッ! [備考] ※参戦時期は承太郎の記憶DISCを得た後の時間軸。 ※ホワイト・スネイクにより、スバルの『死に戻り』の記憶を一部把握しました。 ※デンジ・クッパ姫・野崎春香の情報交換内容を把握しています。 ※制限によりホワイト・スネイクのDISCで物理法則を無視した命令は出来ません。 ※異なる時間軸や世界からの参戦について把握しました ※NPC 未来の悪魔@チェンソーマンが同行中です。参戦時期は少なくとも早川アキとの契約後。 基本的にプッチに合図されるまでは隠れて移動していますが、勝手な行動をする場合も多々あります。 ※F-5にとがめの遺体と参謀エンリルのナイフ@モンスター烈伝 オレカバトル、基本支給品、缶飲料2本(種類は緑茶とオレンジジュース)@呪術廻戦(アニメ版) が放置されています。 そこから少し離れた所にラグマイト鉱石@Re ゼロから始める異世界生活 が放置されています。 【《転移》の巻物@ゴブリンスレイヤー】 エンリコ・プッチに支給。 元々は書き記した場所まで繋ぐ門を生み出す古代の遺物。使い捨て。 ゴブリンスレイヤーは海底に繋ぐことで水責め、ウォーターカッターにするなどの使い方をした。 本ロワで支給されたものも同様に、海底に繋がっている。 093:メッセージは唐突に 投下順 095:別にたったひとつでもなければ冴えてもいないけれど 088:彼女を逃がしてはならない(前編) クッパ姫 デンジ エンリコ・プッチ 佐藤アカネ とがめ GAME OVER 野崎春花
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ミリP「紬! 何をしているんだ紬!」 執筆開始日時 2017/10/03 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507033813/ 概要 とあるコンビニ 店員「いらっしゃいませー。ポイントカードはお持ちではないですか?」 紬「……?」 店員「? あの、お客様? ポイントカードは……」 紬「わざわざ聞かなければ分からないとは驚きました」 店員「え?」 紬「カードを持っていればすぐに出すと思うのですが。 出さないということは持っていないということだと、分からないのですか? それとも、もしかしてあなたは……」 P「紬! 何をしているんだ紬!」 タグ ^白石紬 まとめサイト アイマスSSまとめサイト 456P あやめ2nd えすえすゲー速報 えすえすMode エレファント速報 おかしくねーしSSまとめ ゴールデンタイムズ だる速 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ ホライゾン みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SSでレッツゴー SSびより SS宝庫~みんなの暇つぶし~ SSまとめプラス SSマンション SS 森きのこ! SS★STATION SS2chLog YomiCom wiki内他頁検索用 コメディ シアターデイズ ミリオンライブ 白石紬
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07月 2011年 karory すかぢ 基4% 枕 柚子璃刃 梱枝りこ 藤倉絢一 原画:梱枝りこ・karory・基4%(サブ) シナリオ:藤倉絢一・柚子璃刃・SCA-自(すかぢ)(サブ) 169 :名無したちの午後 [sage] :2011/08/11(木) 21 52 36.79 ID y3GKtc600 芋スタはいいとしてピースは誰か報告する言ってたが、いき恋と妹恋の報告が聞きたい 誰かやったやつはおらんのか 170 :名無したちの午後 [sage] :2011/08/11(木) 22 12 04.22 ID 3f3gsqgR0 いき恋に関してはいちゃラブではないな。 いや、いちゃラブではあるんだがすごい短いし転げまわるほどでもない。 俺みたいなケロQ信者か体験版やってあのノリが面白いと思える人以外おすすめはしないw まぁ妹の変態っぷりは楽しかったけどww このスレ的には対象外といわざるを得ないわ。
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映画「靖国」が隠していること 誰も指摘しない重大な事実誤認がある 坪内祐三(評論家) 文芸春秋2008年6月号 6/6 誤字脱字引用符の訂正、傍点は太字で記す あれは去年の11月初めの事だった。原宿で開かれていたある画家の個展のオープニング・パーティーに出席していたら、親しい友人である編集者のSさんが、私に、ツボウチさん、中国人の監督が作った『靖国』というドキュメンタリー映画があって、けっこう面白いからツボウチさんも見てみません? まだ試写会やっていると思うから。と話しかけてきた。 靖国オタクである私は、それはちょっと興味ありますね、と答えた。 すると早速その翌日、映画の配給会社から試写(最終試写だったと思う)の案内のFAXが送られてきた。 あまりにも急なスケジュールだったので、私は見に行かなかった。 いや、無理すれば行けた。 その案内には、コメントをぜひという添え書きがしてあった。 その添え書きを目にして、私は、行く気がなえてしまったのだ。 私がコメントをもしするとしても、それは、映画を見終えたあとで決めることだ。 見る前から、コメントを、というのはとても無神経に思えた。 しかも他ならぬ私はいわゆる靖国問題が話題になる前に刊行された長編評論『靖国』(新潮社・1999年)の著者である。 それとも私がそういう人間だから、そのお墨付きがほしかったのだろうか。だとしたらよけいごめんである。 映画の配給会社の人は、よく言えば熱心、悪く言えばしつこい人間で、その後、手書きの手紙を添えたDVDを送ってきた。 そこにもまた、「40字から60字のコメントをぜひ・・・・・・」と書いていた。しかもその締め切り日(それは1週間もなかった)も書いてあった。 その締め切り日がすぎた頃、FAXが届いた。 文面を読んでみると、日本人でもここまで深く靖国のことを考えた人はいません・・・・・・だからくれぐれもコメントをよろしくお願いします・・・・・・とあった。 日本人でもここまで深く・・・・・・、だって。『靖国』の著者である私は挑発を受けた気がして、すぐに返事のFAXを送った。 自分は『靖国』という本の著者であるけれど、もちろんその事をふまえた上で、私に、日本人でもここまで深く・・・・・・なる言葉を投げかけ、さらに、そんな私のコメントをもらおうとするのか、という内容の。 するとしばらくして返事があった。 それは全然知りませんでした。申しわけありません。という。 その正直さに私はちょっと好感を持ったが、何だか映画のレベルも分かった気がして、そのままDVDを見ることはなかった。 それからしばらくして『週刊新潮』(2007年12月20日号)で、この映画を「反日映画」とする記事を目にした時も、ふーん、やはりそうだったのかと思う程度で、わざわざ見たいとは思わなかった。 そんな私が、この映画を見なければと思ったのは、3月半ば、上映予定館の1つ「新宿バルト9」が上映中止を決めた時である。 1つの映画館が上映を取りやめにしたなら、次々とそれに続く映画館が出てくることだろう(それが日本人の体質というやつだ)。 そうなったら、それは、1つの社会問題となり、『靖国』という著書を持つ私は、コメント(まさに本来的な意味でのコメント)を求められるだろう。そのためには映画を見ておかなければ、と思ったのである(もっとも今に至るまで私のもとにはこの『文芸春秋』以外何のアプローチもきていない)。 そして私は李纓(リイン)監督のドキュメンタリー映画を見た。 見始めて数分後、タイトルバックが出る前に、私は違和ママ をおぼえた。 しかしそれは私が靖国神社に詳しい人間だからである。 現代に生きる普通の日本人のレベルで『靖国』を見て行こう。 御神体が日本刀!? 『靖国』はまず、刀を振っている老人の姿が映し出される。 この老人は刈谷直治さんという90歳の現役刀匠で、次のシーンではその刈谷さんの仕事場に映像が変る(その仕事場がどこにあるのかは明示されない)。 そして刈谷さんはインタビュアーである李纓監督に何か刀に関する写真集を見せられたのち、自分が作った刀を昭和58(1983)年7月8日に靖国神社に奉納した時に神社からもらった感謝状を見せる。 ここで注釈を加えれば、昭和58年7月8日はたぶんその年の御霊祭(みたままつ)りの時であり、その感謝状はまさに感謝状にすぎないのだが、李監督はそれを仰々しく読み上げて行く。 まるで靖国神社がオフィシャルでそのような刀を製作しているかのような誤解を見ている者に与えそうだが、その誤解は、それに続くキャプションで増幅されて行く。 つまり黒のバックの画面に、小さく、「昭和8年から終戦までの12年の間に"靖国刀"と呼ばれる8100振の軍刀が靖国神社の境内において作られた」というキャプション(実際は横書き──以下同)が流れる。そして刈谷さんがその"靖国刀"を作った刀匠の最後の生き残りであることを知らされる。 ここでポイントとなるのは靖国神社で靖国刀が作られていたのは僅か12年であること、そして何故昭和8年という年にそのような施設が作られたのかということであるが、ごく普通の観客は、映画の冒頭に小さく流れるこのテロップからそんな事を考える余裕も知識もなく、靖国神社にいまだにそのような施設が実在するかのような錯覚を起こしてしまう(刈谷さんの仕事場の所在地──実は高知にある──が明示されなかったことが効果を上げてくる)。実際、この映画を一緒に見ていた40代の新聞記者は、私に、靖国神社にこういう施設がまだあるのかと尋ねた。 続いて、「明治2年靖国神社設立」というキャプションが流れ(明治2年に設立されたのは東京招魂社で靖国神社の設立は明治12年であるがこの監督にとってはそんな些事はたぶんどうでも良いのだろう)、さらに続くこのキャブションに私は唖然となった。 つまり、「246万6000余の軍人の魂が移された1振りの刀が靖国神社の御神体である」とあったからだ。 日本刀が靖国神社の御神体だって! 先の「明治2年靖国神社設立」というキャプションはただの間違いにすぎない。 しかしこのキャプションは、間違えとかデタラメといったレベルを超えたかなり悪質な捏造、イメージ操作である。 イメージ操作と述べたが、このすぐあとでタイトルが流れ、そのタイトルシーンは、まず日本刀のシルエットが映り、そののち靖国神社(靖国ではなく靖国神社でしかもその上のローマ字表記はYASUKUNIとなっている)という文字がその上に載る、きわめて効果的な物であり、その効果は映画の後半部で増す増す発揮される。 靖国神社に祭られている御神体(御霊体ママ )、それはもちろん、刀ではなく剣である。 明治44年に出た『靖國神社誌』(これは平成14年に復刻版が出たからけっして稀覯本ではない)によれば、「御霊代は神剣及神鏡にましまして、神剣は明治2年6月栗原筑前の鍛造し奉る所」とある。 熱田神宮の例を持ち出すまでもなく、剣は、日本古来の「三種の神器」の1つである。つまりこの剣とは、須佐之男命がヤマタノオロチを倒した時そのヤマタノオロチのしっぽから出てきた天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)のことで、日本刀とは(ましてや靖国刀とは)全然関係ないのだ。 日本史や神道にあまり詳しくない人間でも、「三種の神器」の意味するところは常識だと思っていた。 だから4月2日の朝日新聞の夕刊の全面広告に載った対談「映画『靖国 YASUKUNI』を語り合う」で、監督の李纓が、 ・・・・・・靖国神社は刀をご神体にし、そこに戦没者の魂をこめ、英霊としてほめたたえている。そこにはどんな意味があるのか。 と語っているのは一種の確信犯であるから仕方ないけれど、対談相手の田原総一朗までもが、 ・・・・・・この映画では、靖国のご神体である刀が重要なモチーフとして登場します。 とのべているのには驚いた。 さらに驚いたのはこの映画についての「解説」というコラムで、 この映画では、日本人にもあまり知られていない事実が明らかにされる。それは、靖国神社のご神体が刀と鏡であり、昭和8年から敗戦までの12年から敗戦までの12年間、境内でも8100振りの日本刀が作られていたという事実。 と書き記されていたことだ。 どうしてこう簡単に皆、李監督にほいほいとだまされてしまったのだろうか(御神体が剣ではなく刀だったとして、では昭和8年までの御神体は何であったのだろうかという疑問はわいてこないのだろうか)。映像が操作して行くある種の力というのは時に恐ろしい。 すりこまれてゆくストーリー 映画はこのあと、その最後の"靖国刀"職人である刈谷さんの姿と8月15日を中心とした靖国神社の風景が交互に映し出されて行く。 刀を作っている時の刈谷さんの表情、そして李監督の誘導尋問のようなインタビューに対してもたまったくブレることのない言葉が素晴らしい(その点においてこのドキュメンタリーは見ごたえがある)。 誘導尋問、といったが、李監督は、盛んに刈谷さんに、日本刀の切れ味について聞きたがる。刈谷さんは、その監督の質問に、「機関銃を切ったという話もある」と正直に答える。 しかし監督が求めていたのはもっと生々しいエピソードである。 なぜならこのやり取りの前のシーンは、戦争中に中国で"百人斬り"を謳われた2人の少尉のエピソードであるのだから(その2人は戦後軍事裁判で死刑となったのち昭和34年に合祀されたという映像が流れる)。 ここで話および映画の流れをもう一度整理してみる。 刀を振る刈谷さん。"靖国刀"を作った最後の生き残りである。その仕事場(実は高知にあるのだがいまだ靖国神社内にあると誤解を与える)。かつて"靖国刀"と呼ばれる刀が靖国神社内で作られ、しかも靖国神社の御神体は刀である。その刀で中国人たちを"百人斬り"した2人の少尉。彼らは死刑になったのち靖国神社に合祀された。 そういうストーリーが観客にすりこまれて行く合い間合い間に、8月15日を中心とした現代の靖国神社の光景が映し出されて行く。 外国人の目にはどのように見えるかわからないけれど、ここに映し出される8月15日の靖国神社をお詣りする軍服を着た人々は、私の目には、危険な人たちというよりも、ただのミリタリー服マニア、に見える。8月15日の靖国神社はいわばミリタリー服マニアのコミケみたいなものである。 『靖国』の著者である私は、毎年初詣に靖国神社を参拝するし、桜の季節、奉納相撲や奉納プロレス、御霊祭り、春秋の例大祭と、しばしば靖国神社を訪れる。もちろん何も行事がない時も。 そして靖国神社はそのたびに表情を変える。日本に19年暮らして、日本人以上に深く靖国のことを考えているという李監督はなぜ靖国神社のそのような四季の季節風景を1片もフィルムに収めなかったのだろう。 靖国刀の真実 ところで、先に私は、誘導尋問と書いたが、日本刀の切れ味を尋ねるシーンで、李監督は、1冊の本を刈谷さんに差しだし、その本のある箇所を刈谷さんに読ませようとする。 その本(サイズはかなり大きい)は、映画の最初でも登場していた例の写真集のようだ。 映画を見終えたのち、私は、パソコンに向かい、インターネットの「アマゾン・ジャパン」で、チェックした。 どうやらそれは『靖国刀』(トム岸田著・雄山閣出版・平成10年)という本だ。そして注文したら、数日後に送られてきた。 そのA4判の本(写真集)を見て私はまたまた驚いた。 誘導尋問の際に、李監督が刈谷さんに読ませていたテキストは、その本に載っていた森雅裕の「軍人と軍刀」という文章の一節だった。 戦中の記録──というより、軍部のプロパガンダでは、日本刀の活躍は時として銃を越える。××少尉はあっぱれ、何人斬ったというような武勇伝が華々しく報道されたようである。 李監督はこの「武勇伝」の部分を問題にしていたわけだが(「あっぱれ、何人斬った」という刈谷さんの声がはっきりと聞こえる)、森氏の文章のポイントは、続くこういう1節にある。 砲煙弾雨のはずの戦場で、どうしてそんなことが可能なのかはさておき、武士道と軍人を結びつける刀は、忠誠と軍国精神の象徴としても格好の素材であった。 森氏は自分のテキストが映画『靖国』の中でこのように使われていることを知っているのだろうか。 しかし私が驚いたのはその事ではない。 映画の最初の方、刀を作る刈谷さんの作業風景のシーンで、まるでサブリミナルのように、戦前・戦中の靖国神社における刀打ち作業をはじめとする日本刀鍛錬会の鍛錬所の写真が何枚も映し出されて行く。 私も初めて見るかなり貴重な写真ばかりだ。 そしてそれらの写真は殆どが『靖国刀』に載っていたのだ。つまり『靖国刀』からの転用だったのだ(映画ではその事はまったくクレジットされない)。 いや、殆どと書いたけれど、例外もある。 その内の一点が日本刀鍛錬会の五代目理事長東条英機の肖像写真だ。 昭和13年5月から約半年ほど同会の理事長をつとめた東条英機は、歴代の11人の理事長の中でも3番目に短い就任期間(11代目の若松只一は就任と共に敗戦を迎えたのでそれを除くと2番目)であるのに(例えば7代目の阿南惟幾は1年半つとめた)、李監督は、『靖国刀』には載っていない東条英機の肖像写真を、「五代目理事長東条英機」というキャプション入りで、映画に挿入したのである。それはもちろん意図的な行為だったのだろう。 先にも述べたようになぜ昭和8年という年に日本刀鍛錬会の鍛錬所が靖国神社境内に作られたのか、と私は思っていたのだが、その理由も『靖国刀』によって知ることができた。 日本刀の伝統というのは戦国時代以来ずっと絶えることなく続いてきたという錯覚に私たちはおちいりがちである。 しかし歴史の年表を見ればわかるように、維新後の明治9年3月、新政府は廃刀令を布告した。 『靖国刀』に収録された「維新後の刀剣事情と靖国刀の意義」という一文で、刀剣ジャーナリストの土子民夫は、こう書いている。 旧幕時代にはおそらく数百を数えた刀匠も廃藩と廃刀で一挙に零落し、研師も鞘師・柄巻師・塗師も、金工の諸職も、日本刀に関する限りことごとく失職の憂き目を見たのである。 廃刀令はあったものの、しかし、単なる武器にとどまらない日本刀の価値観は変ることがなかった。例えば、「明治27年の日清戦争において役夫までもがこぞって日本刀を携行するような事態も生ん」だという。 だから・・・・・・。 靖国刀の誕生は一つに、わが国の不幸な武力による版図拡大を背景としている。すなわち、明治期の日清・日露戦争、大正期の第一次世界大戦(大正3年)・シベリア出兵(同7年)、昭和に入っての満州事変(昭和6年)と、軍刀としての日本刀の需要機会が相次ぎ、大量の日本刀が消失していくが、鍛刀界は自力でこの状況にこたえる力を失っており、粗製刀も出回り始め、一部では非常な危機が痛感されていた。そのような折に、陸軍の全面的な後ろ盾の下に陸軍大臣荒木貞夫中将や陸軍省軍務局長山岡重厚少将らが、良質の軍刀整備を急務として計画したのが日本刀鍛錬会であった。 その場所が靖国神社に選ばれたのは陸軍と同神社との関係の深さによるものだろう。 このままでは質の高い日本刀を作る鍛錬技術がすたれてしまうという危機意識が、昭和8年の日本刀鍛錬会設立となったわけだが、2度目の危機は、敗戦直後のいわゆる「昭和の刀狩り」の時に訪れ、製作の復活がゆるされたのはサンフランシスコ講和条約締結以後の事だ(『靖国刀』巻末の「関係者一覧」の履歴を見て行くと刈谷さんは昭和27年に講和条約記念刀を製作していてどうやらそれが刈谷さんの戦後第一作のようだ)。 こうして日本刀の鍛錬技術は命脈を保たれ、昭和57年7月、靖国刀を作っていたかつての仲間達18人が集まり、日本刀鍛錬会の創設50周年に当たる昭和58年7月8日に合わせて新たな靖国刀を合作することを決めた(つまりそれがこの映画の冒頭に登場する感謝状の意味なのだが、その点に関しての何の説明もないから映画を見ている人間は今でも毎年のように靖国刀が靖国神社に奉納されているような──しかも御神体として──誤解を受ける)。 刀匠の映し出すもの ところで、先に私は、李監督の誘導尋問のような質問に対して刈谷さんがまったくぶれることがないと述べた。 次々と質問を重ねて行く李監督に対して、刈谷さんも1つだけ質問する。 つまり刈谷さんは、李監督に、「小泉さんが靖国神社にお詣りすることをあなたはどう思われますか?」と尋ねる。 その質問に李監督は答えない。 しばらくの沈黙ののち、「刈谷さんはどう思われますか」、と李監督は、質問をすりかえる。 すると刈谷さんはここでもぶれない。 「韓国や中国の人たちは怒るかもしれないけれど、私は小泉さんといっしょのようなものだから、靖国神社は国のために亡くなった人の霊をなぐさめるためにあって、将来戦争が起こらないようにと・・・・・・」 と答える。 刈谷さんの語るこの言葉は非常に深く説得力があった。しかもこのあとが見ごたえあった。しばし沈黙ののち、刈谷さんは深くためいきをつく。そして沈黙。しばらくのち、監督に向かって「お茶も差し上げないですみません」と言ったあと、また沈黙。 8月15日の靖国神社に集まるミリタリーコスプレの人たちよりも、刈谷さんの方がずっと深く靖国のことを思っているのが、見る人に伝わってくる。 これまで述べたように、李監督はこの映画で様々な情報やイメージの操作を行っている。 そういう操作がありながら、刈谷さんの一つ一つは、その操作を越えて、靖国の真実を描き出して行く。 その美しい姿をより多くの人たちに見てもらうためにも、『靖国』は、絶対に上映中止にするべきではない。 (文芸春秋 2008.6月号) 映画「靖国Yasukuni」と靖国神社
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カービィがゼロを打ち負かして、ポップスターに平和が戻って、その間に俺は入院したり退院したりして、そんなことが全部終わって…1ヶ月の時が過ぎた。 俺はほんの少しだけ…へこんでいた。 …かっこ悪いよな、俺。 <守ろうとした者> 2度に渡る闇の一族の侵攻。 1度目はプププランドにある虹の島々、そして2度目はこの星全体が闇に覆われた。 で、俺は2度とも…体を乗っ取られた。 …なんつーか… 情けないにも程があるだろ、俺。 「大王様?」 不意に誰かが俺を呼んだ。 振り返ると、そこにいたのはポピーブロスシニア…ブロスだ。 「城中探してもいないから…やっぱりここでしたか」 奴はそう言って辺りを見回し、屋上に俺以外誰も居ないと分かると急に肩の力を抜いて 「で、どないしましたん?」 と、バリバリの素の表情で言った。 「…別に。…なんでもねーよ」 「嘘言わんといて下さいよ。顔に『悩んでます!』って書いてありますよ?」 ブロスは笑ってひょこっと城壁から空を眺めている俺の隣に来た。 「それに兄ィ、いつも悩み事があったり…困っとったり…不満やったりしたらここに来て空眺めてますやん」 「………」 全部お見通しってわけかよ。 俺はハァッと息を吐き出して 「なぁブロス」 と切り出した。 「はい?」 「俺って…かっこ悪いよな」 俺がそう言うとブロスはキョトンとした顔をして、顔中に疑問符を浮かべて 「…なんで?」 と返してきた。 「…いや…なんでってなぁ…」 俺は頭をポリポリと掻きながら 「…なんつぅか…王らしくねぇなぁー…と…」 と言うと間髪を入れずにブロスは 「そんなん元々ですやん」 と切り替えしてきやがった。 ちきしょう、人が気にしてることを…。 「せやかてそれが兄ィの良さでっしゃろ?変に王らしかったらかえって調子狂いますわ」 「いや…だから俺が言いたいのは―――」 赦サヌ… この前のゼロの件を言おうとして口を開いたその時、不意に黒い気配を感じた。 …なんだ? 赦サヌ… 「…兄ィ?」 ブロスが不思議そうな顔で俺を見上げるが…それどころじゃない。 なんだ…?なんなんだこの嫌な感じは…!? 「兄ィ、どないしましたん?」 「…何か…いるっ…」 「…へ?」 俺は勢いよく振り返った。 すると…そこには… 「…なんだおめーは…」 『赦サヌ…』 一つ目の、黒い球体が浮かんでいた。 「…あ…兄ィ…あれ…こないだの…?」 ブロスが俺のガウンを掴む。 『…マスター・ゼロ…力ヲ使イ果タシテ…消エタ…星ノ戦士ト戦ウ前カラ…』 黒い球体は俺を睨んだ。 『…貴様ノ体ヲ…保持スル為ニ…マスターハ力ヲ使ッタ…貴様ハ…マスターノ力ヲ喰ッタノダ!!!』 一方的に取り付いておきながら、随分と逆恨みな話だ。 『…ソノ罪ハ…余ニ重イ…』 ギュルルッと黒い球体は闇のエネルギー体を生み出す。 …こりゃ…まずいな…。 「ブロス、ちょっとどいてろ」 「…へ?」 俺はアイツを突き飛ばした。 『死ネ』 と、同時に黒い球体はエネルギー体を放つ。 ドゥゥウゥゥンッと低い爆音が響いて、城壁が崩れる。 俺は放たれたエネルギー体の下を潜り抜けて球体の背後に回った。 「…勝手に人の城壊してんじゃねーよ」 色々な思いを全部ハンマーに込めて 俺は球体を叩き潰した。 驚くほど呆気なく、球体は消えた。 「ったく…あのヤロー…勝手に人の城壊しやがって…」 ぶつくさと文句を言いつつ、壊れた城壁を修理する。 「…ブロス、怪我ねぇか?」 俺が聞くとブロスは「阿呆」と俺の後頭部に突っ込みを入れた。 「…兄ィの方がよっぽど酷いわ」 「…そうかぁ?」 「そうや」 ブロスは瓦礫をいじりながら 「…だいたい兄ィは無茶しすぎなんや…」 とポツリと呟く。 「こないだのゼロの時かてそうや!一人で無茶しくさってからに!そんで何一人で悩んでんねん!」 そしてブロスはその言葉を一息で吐き出した。 「…なんで全部一人で抱えこもうとすんねんなぁ…。もっと俺らを頼ってぇーな!俺哀しいわ!」 ブロスは自分の目をごしごしと袖で拭う「…アカン、ちょっと泣いてしもたやないか…」 …そっか。 それでいいのか。 俺、本当にかっこ悪いな。 こんなに簡単なこと…なんで気付かなかったんだろ? 「ブロス」 俺はニッと笑った。 「そこまで言うならちょっとくらいは頼ってやるよ」 「………」 ブロスは一瞬だけ面喰らった顔をした。 でもすぐ笑顔になって 「任しとき!」 と言った。 なんでこんな単純なことに気付かなかったんだろな。 俺はもう一人じゃねぇんだ…。 <FIN> 先日行った人気投票で1位を獲得したデデデ大王メインの短編。 時間的には『星のカービィ3』のEDから1ヶ月後。 その間にデデの旦那は入院したり退院したり、らしくもなく悩んだり。
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コメントを使えばいいということに気づきました -- 管理人 (2008-12-20 19 41 33) 名前入れなくても書けますか -- 名無しさん (2008-12-20 19 42 06) コメント欄の設置なんて「#comment」だけですよ -- 名無しさん (2008-12-20 21 09 29) 本業よりも本業っぽいことをしている気がする -- 管理人 (2008-12-21 00 44 58) 行の頭に半角スペースを入れると、整形済みテキストになってしまうのです -- 管理人 (2008-12-21 02 55 29) お絵かき大喜利ちょー楽しい みんなやればいいのに -- 名無しさん (2008-12-21 03 09 35) 車のトランクに入れてたコート着て電車乗ったら酔いました -- 名無しさん (2008-12-21 10 59 41) ぽあ郎良いなぁ あと馬鹿だなぁ -- 名無しさん (2008-12-22 23 31 32) 寝てない眠い -- 名無しさん (2008-12-26 09 22 23) みなさん一日目にぽあ郎買われにいかれます? -- 名無しさん (2008-12-26 17 20 37) お題でーす。が楽しすぎてお題ばっかださないようにしよっと。 -- JAMMY (2008-12-29 16 50 36) 名前 コメント
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削除依頼で削除人に噛みついたり・・・ 彼が利用しているプロバイダ・HOST BIGLOBE IP1A0251.kng.mesh.ad.jp IP1B0443.kng.mesh.ad.jp FLH1Abi032.kng.mesh.ad.jp FLH1Acx204.kng.mesh.ad.jp FLH1Aec003.kng.mesh.ad.jp FLH1Afw055.kng.mesh.ad.jp 他 NFJIB110533 proxy159.docomo.ne.jp NFJIB110533 proxy127.docomo.ne.jp NFJIB110533 proxy178.docomo.ne.jp NFJIB110533 proxy173.docomo.ne.jp NFJIB110533 proxy105.docomo.ne.jp NFJIB110533 proxy151.docomo.ne.jp X169151.ppp.dion.ne.jp 210-20-255-154.rev.home.ne.jp 本人には自分が自演や連投をしている自覚が無い点から 合併症を引き起こしている可能性も十分考えられます。 精神病に有る程度理解ある方なら容易く容認できることですが 全く知らない人からすると、「なにスッとぼけているんだ?」と思ってしまう様な発言が目立ちます。 実際、本人には他人のレス、自分を応援してくれる多数の意見に見えています。 ですので、一人で多彩(実は単純で全て同様)な意見や主張を述べているにもかかわらず、 それらの提案・意見に疑問を抱き質問・反対すると 妄言を交え 「貴方は極少数意見、現在議題に上がっている問題を引き起こしている本人」 と断定し、徹底的にはぐらかし、又は誤魔化し議論を避けようと目論みます。 故・佐久間洋之介(ttp //www.artworks.ne.jp/artists/ghho4i0000006dx2.html) が溺死した頃から自制が利かなくなった様で、その関連スレにて 「見つからなければ密漁ではない」「トレーニング中に溺死した」 などの妄想めいた発言に批判の声が多数上がりました。 当初、多数の〝佐久間庇護派〟と思われていましたが、 何を言っても全く聞き入れない様、文体、独特な言い回し、おかしな造語などを 同時期に存在していた自治スレと照らし合わせ、 数人の息の合った自治進行や〝佐久間庇護派〟は一人の自演、連投と疑惑が浮上。 後にID表示有りの板にて自治(避難所)スレを設け、 〝佐久間問題〟から起きた 「サーフィン関連のみXsports板へ移動」 「サーフィン/ダイビング関連・他ボード類の板分割」 「TimeCount/TimeClose設定変更」 などの意見、提案にそれまで大多数であった賛同する声がパタリと止む。 そして佐久間騒動の最中に出した削除依頼のHOSTからカナガワ君と呼ばれるようになった訳です。 http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027866195/
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オンライン英会話スクールのランキングが20位まで 載っているサイトは滅多にあるものではありません。 普通のサイトであれば5位ぐらいまでしか、 載っていないでしょう。 しかし、僕が見つけたサイトでは、 20スクールが載っています。 この中から比較して一つを選択するのは、 ちょっと大変かもしれませんが、 きっと自分に合ったスクールを見つけられるはずです。 そのためには、しっかりとランキングを把握する必要があるでしょう。 さて、オンライン英会話ランキングBest 20で1位のスクールは、 レアジョブでした。 まあ、当然であれば当然なのかもしれません。 レアジョブを超えるオンライン英会話スクールはあまりないですから、 ほとんどのサイトで1位となっているでしょう。 それだけ人気があるということです。 もちろん、他の順位が付いているオンライン英会話も、 かなりおすすめであると言えます。 僕が紹介しているサイトでは、 口コミも載っているので、分かりやすいですよ。